12146027 シモカワ ヒナコ
2021年4月に多摩美術大学 情報デザイン学科メディア芸術コースに入学。
2年目の2022年、昨年に引き続き多くのことにチャレンジする年となりました。
ここではその一年間で制作した作品、それに関する物をまとめ、掲載します。
映像作品
シナリオデザイン1 絵コンテ兼原作漫画
漫画文化論を選択していた際に描いていた夢の話の漫画ver.です。
この漫画を絵コンテ・コンセプトアートとして使用し、シナリオデザイン1のアニメーションを
制作しました。
ライトオブジェ『にじ』
ライトオブジェの選択授業で制作した、虹を投影するオブジェです。
6色のアクリルをレーザーカッターで加工し、
透明アクリル板に透かし彫りを施すことで模様及び導光板の役割を持たせています。
壁との距離・角度によって虹の角度や色味が変化します。手をかざすと色収差表現のような不思議な影を見ることができ、講評会やオープンキャンパスの際は多くの方に体験していただきました。
『虹に触れたい!』という自身の夢のために制作しましたが、結果ポップで可愛らしい仕上がりとなり、鑑賞者にも楽しみを与える良い一作となったと感じています。
ゲーム・アート『貴方に会いたい』
プレイ動画
ノベルゲーム制作ソフト『ティラノビルダー』を使用したオリジナルノベルゲームです。
電子の空間に迷い込んでしまった主人公とその世界の住人“こころ”の対話によって
ゲームが分岐・進行していきます。容姿の分岐は全部で18種類。
私はゲーム内の二次元の人物が私たち三次元のプレイヤーに干渉しようとする瞬間
(メタ発言など)が好きなので、自分でもそういったゲームを作ってみたいと考え、制作しました。
私たちが次元の壁を越えることができる数少ない媒体の一つがゲームです。
私は今作を作った際、初めてゲームの制作者という立場を体験することになりましたが、ゲームキャラとプレイヤーを繋ぐ立場にある制作者は、二つの次元を干渉させるための特別な存在なのかもしれない、
と感じました。